2015年1月19日月曜日

Baad Asssss Cinema






Baad Asssss Cinema /バッドアスシネマ



1970年代に流行したブラックスプロイテーションムービー(黒人娯楽映画)
を巡るドキュメンタリー作品。



バス停で待っていてもバスは止まらず
集団で固まっているだけで警察が出動、
抵抗すれば即逮捕という黒人差別が残っていた時代。
映画ももちろんヒーローもヒロインも白人が当たり前の時代に
黒人が黒人のために作った娯楽映画が流行しました。



公民権運動等が盛んに行われ、ブラックパワーが台頭し始める時代に
黒人ヒーロー、ヒロインが立ち回る様は、観客の肌の色関係なく
一世を風靡しますが、次第に終焉を迎えて行きます。





更には、豪華コメンテーター陣の中で一際活き活きしている方が。
かつてブラックスプロイテーションムービーのファンだった
タランティーノ監督(白人唯一の出演)











楽しそうに熱弁されています













時には批判も織り交ぜ自論を展開











格好もかわいいです!











カンゴール、イイネ!









当時活躍されていたスター陣のコメントも興味深いことはもちろん
歴史背景を改めて知れるのもドキュメンタリー作品の利点です。




しかし、最近まで奴隷制度や車両での座席分離が
合法だった歴史に改めて驚きました。

人間はすぐに忘れてしまうものですが、
立ち止まって見つめ直す事も必要かもしれません。





RIKA CHO