京都に行ってきました!嬉しかった!
色々お寺巡りが出来ましたが、特に好きだったのは南禅寺。
例えば、こちらの庭園の名は「虎の子渡しの庭」。
こういう名前がすごく好き。
"「私の前にいるのは誰か」と問われて「不識(識(し)らず)」と答えた。
自分を説明しようとしても言葉では真の自分を説明しつくすことはできず、自分から離れてしまう。
本当の自分とは何なのかを知るためには、心を窮めていかなければならない。"
日常に置き換えたら深過ぎました。
突然「誰だ」って聞かれたらショックですし、「しらず!」って言えないよ...。
日本の哲学ですね。
とにかくダイナミックなお寺の数々です。
例えば、この蓮華王院 三十三間堂のこの場所。
この大きな長い縁側でこういう事していたみたいですよ。
「通し矢」風景。
屋外ではなく、こんな所でこれはダイナミック過ぎますね。
そしてこの三十三間堂の中にはこんな絶句ものの光景が拝めます。
そして、何度も来ていた竜安寺では、
この歳で初めて、ここに立ち尽くしてしまう。
「吾唯知足」(われ、ただ足るを知る)
思いっきり直訳すると、
満足を知りなさい、不満に思うな、という意味だと思うのですが、
これを色々ググっていくと、石庭との関連などすごく面白い。
お寺巡りは、大人になって行くのが絶対にいいですね。
修学旅行の定番ですが、青年たちにこの世界は渋過ぎるだろう。
そしてお寺巡りの合間に、市内からさらに3時間ほど特急に乗って、
そこから小一時間車移動で、日本海へ。
行く道も、泊まった旅館の窓からもお風呂からも、海しか見えない場所へ行きました。
ここも住所は京都!
昼、夜、朝、すべてが美しいです。
そして憧れの夜の京都、祇園へも行けました。
お寿司屋さんの板前さんが、
わかりにくい祇園を案内して下さって散策。
祇園のお店の多くは、
昔の家屋を残しながら作られているそうで、ひとつ扉を開けると、
情緒深い昔の家屋と近代的な作りが入り交じっていてお洒落。
全然飽きる事のなかった京都。
またすぐにでも行きたい...
とても素敵な夏休みを過ごせました。感謝。
FUYURI